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一億人の英文法

著者:大西泰斗、ポール・マクベイ

出版社:東進ブックス

発行年:2011年

判型:A5サイズ

定価:1,800円+税





◆内容レベル

大学受験基礎

一気にサクッと読み終えちゃいましょう!


◆おススメ度

★★★★☆

索引がほしいです。



◆レビュー

私が持っているものには「2018年4月11日 第29版発行」とあります。

言わずと知れた英文法書の大ベストセラーです。

著者の大西泰斗さんとポール・マクベイさん(※理由はよくわかりませんが、ラジオでは「クリス・マクベイ」と名乗っています)は、ともにNHKラジオの語学講座『ラジオ英会話』の講師のお二人です。



本書は「はじめに」を読むと、読者の対象として「中学生から大学受験生、さらに仕事で英語を必要とされる人々」とされています。

そして、本書を読む所要時間は「高校生なら10日以内」だそうです!

本書を一気に通読して、文法の基本知識をとりあえず知ってしまおうというスタイルです。



本書が他の文法書と大きく異なるのは文型の説明の仕方です。

一般的には、いわゆる第1文型から第5文型と5パターンで文型が説明されます。

しかし本書では基本文型が4種類(他動型・自動型・説明型・授与型)とされ、その他に目的語説明文、レポート文、命令文などと分類されているのが特徴です。

ここは学校英語と完全にマッチしていないところなので注意が必要です。



本書のコンセプトは『ラジオ英会話』と同様に、英語をネイティブスピーカーの感覚で理解していこうという試みです。

ポール(クリス)さんがネイティブスピーカーとして抱いているニュアンスを大西先生が日本語化していくというのが本書でもラジオ講座でも同様のスタイル。

そのニュアンスはさまざまなイラストでも表現されているので、そこからも理解していくことが求められています。



私が感じる本書の物足りないところは、目次が少しわかりづらいところ、そして索引がないところです。

長文を読んでいて文法的にわからないところを本書で調べようとするとき、ちょっと時間がかかります(^^ゞ



本文は約650ページ

一週間で勉強するならば1日90ページ程度、10日で勉強するならば1日65ページほど読み進む必要があります。

なかなか大変ですが、著者が読者に求めている勉強量はそういうものです。

中学生には少し厳しいとしても、高校生が最初に手に取る文法書としておススメです。

以上、独学坂46でした