著者:松村智義 出版社:文英堂 発行年:2014年 判型:B5サイズ 定価:1,050円+税
◆内容レベル
高校受験以上
◆おススメ度
★★★★☆
◆レビュー
英語の勉強を始めてから早1年半。
私の現状の英語力はこんな感じ。
読む・聞く:英検準1級レベル
書く・話す:英検3級レベル
英作文が本当に書けません…。
話す力はオンライン英会話(まだ始められてない…)で鍛えるとして、自力で何とかしなくてはいけないのは英作文です。
基礎から勉強と思い、本書のような高校受験用のテキストを購入して勉強することにしました。
それでは簡単に本書の内容を紹介します。
まず1章では、高校受験に必要なレベルの文法が約20ページで簡潔にまとめられています。
これがわずか20ページとはいえ、関係詞や不定詞もしっかりまとめられています。
一気に中学レベルの文法事項を復習したい人にもちょうどいいテキストだと思います。
つづく2章では動詞の用法を軸にして、英文の骨格を学ぶことができます。
これが約25ページあり、単語の整序問題がほとんどです。
そして最後の3章がいよいよ英作文の本題です。
これが約50ページあります。
ここは高校受験で出題されそうな「自己紹介」「学校生活」「先生・友人」「旅行」などのテーマ別になっています。
そして1ページに5問から10問程度の和文英訳問題が収録されていました。
これをひたすら解くわけです。
しかし高校受験レベルとはいえ、本当に苦戦しました。
実際のところ、今回の学習は2周目だったわけですが、それでもまだまだ手が動きません。
たとえばこんな問題。
私たちは携帯電話を持ち歩けば、いつでもどこでも電話をすることができます。(本書80ページ)
恥ずかしながら、このレベルですら私の手は動きません…。
泣ける…。
このように実にわかりやすい本書ですが、自由英作文の解説がちょっと物足りません。
本書には、3章のテーマごとに1問か2問の自由英作文の問題が収録されています。
しかしこれに対して、解説には模範解答とその和訳しか載っていません。
もう少しいろいろ解説してほしかったです…。
これが星1つマイナスにした理由でした。
まあ、いろいろ苦戦したこのテキストですが、2周回したところで卒業ということにしたいと思います(自由英作文の問題だけはもう1周するかもしれませんが)。
すでに今は別の英作文のテキストで学習中です。
それについてはまた改めて書きます。
以上、独学坂46でした
コメント